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大学生が空き家問題対策を学びに弊社に来社!

エールコーポレーション
15 時間前
読了時間: 6分

伊万里市役所企画政策課に東京から出向されている『株式会社GAROO 常務執行役員/伊万里市地域活性化企業人』から連絡があり、「伊万里まちなかラボ構想」の中で、近隣の大学生が地域活性について考える活動を支援しているのでその一環として、伊万里市の空き家問題の状況と対策などを教えてほしいとご依頼がありました。

弊社が選ばれた理由は、ホームページを見て伊万里市で空き家対策の取り組みをしている内容が目につき、ご依頼をされたそうです。

そして昨日、長崎県立大学公共政策学部の4名と一緒に来社されました。


研修内容:

・伊万里市の空き家の特徴について(立地、物件の状態、相談内容の種類などについて)

・空き家バンクに対する印象について

・不動産業者としての空き家問題に対する課題感について



まず伊万里市の空き家の原状

伊万里市が2022年度に実施した空き家等実態調査」では、市内の空き家は

1,105戸とされています。

そのうち、約86%が戸建住宅です。

一方、伊万里市の人口は2025年1月1日時点で51,664人、同年12月1日時点では

50,918人となっています。人口減少も空き家問題を考える重要な背景です。


そして伊万里市にはどんな空き家があるのか


実際に伊万里市の空き家バンクでは、住宅だけでなく、店舗・事務所・倉庫、さらに建物に付随する農地や私道、水路、雑種地なども対象になっています。


なぜ空き家になるのか・・・

空き家になる典型的な流れ

①  高齢の親が一人で暮らしている

 ↓

②  子どもは福岡・佐賀・東京など市外へ出ている

 ↓

③  親が亡くなる、または施設へ入る

 ↓

④  実家に住む人がいなくなる 

 ↓

⑤  子どもは仕事や家庭があり伊万里には戻れない

 ↓ 

⑥  売るか、貸すか、解体するか決められない

 ↓

⑦  結果として空き家のままになる


これが非常に典型的なパターンです

伊万里市自身も、空き家増加の背景として少子高齢化や人口減少を挙げています。


そして「相続」が非常に大きなテーマ

空き家問題は、建物の問題だけではなく、「家族の問題」でもあります。

 例えば、


  ◆ケースA

  親が亡くなった

 ↓

  長男は福岡

 ↓

  長女は大阪

 ↓

  誰も伊万里には戻らない

 ↓

  「とりあえずそのままにしておこう」


  ◆ケースB

  兄弟で相続した

 ↓

  「売る」「残す」で意見が一致しない

 ↓

  売却できない

 ↓

  時間だけが経過


  ◆ケースC

  相続したが、家財道具が大量に残っている

 ↓

  片づける費用がない

 ↓

  売却に踏み切れない


  ◆ケースD

  相続人全員が相続放棄

 ↓

  管理する人がいなくなる


ということもあります

伊万里市でも、空き家対策として相続登記の働きかけや、空き家の利活用・解体

などを進めています。


「売ればいいのに、なぜ売らないのか?」

 実際には、

「売りたくない」のではなく、「どうしたらいいか分らない」

という所有者もいます。


例えば、

●親が亡くなったばかりで気持ちの整理がつかない

●実家なので思い入れがある

●仏壇がある

●家財道具を処分できない

●兄弟で話し合いができていない

●いくらで売れるのかわからない

●解体した方がいいのかわからない

●土地の境界が分からない

●登記が昔のまま

●農地が付いている

●山林まで付いている

●遠方に住んでいるので管理ができない

●「いつか子どもが戻るかも」と思っている

などがあります。

 

伊万里ならではの特徴

 伊万里市の場合、

「家」だけでは終わらない

例えば、

住宅+宅地 だけではなく、

住宅+宅地+田+畑+山林 というケースもあります。

そのため、「家を売りたい」という相談でも、実際には

「家と土地と田畑と山をどう整理すればいいのか」

という相談になっていきます。



さて、空き家が増えると何が問題なのか

【所有者側】

 ●固定資産などの負担

 ●草木の管理

 ●建物の修繕

 ●家財処分

 ●防犯

 ●火災・倒壊リスク


【近隣住民】

 ●雑草・害虫

 ●景観悪化

 ●不法侵入

 ●倒壊・落下物

 ●火災への不安


【地域全体】

 ●人口減少

 ●地域コミュニティの衰退

 ●土地の有効利用が進まない

 ●町の景観への影響


 伊万里市も、良好な空き家の利活用だけでなく、管理不全となった空き家への

 対応を課題として位置付けています。


空き家は「全部悪い」わけではない

 例えば、

 空き家

  ↓

リフォーム

  ↓

若い夫婦が購入

  ↓

子どもが住む

  ↓

地域に新しい世帯が増えるという可能性があります。

 

伊万里市が空き家バンク制度を設けているのも、空き家を活用して移住・定住に

つなげる目的があります。

実際、空き家バンクでは近年成約も増えており、令和7年度は申込51件、成約43件となっています。


エールコーポレーションの取り組み

「私たちは空き家を単なる中古住宅として見ているわけではありません。」

「その家には、そこに住んでいた人の人生があります。」

「親から相続したけれど、子どもは遠方に住んでいる。

売った方がいいのか残した方がいいのか、解体した方がいいのか分からない。」

「そういう方に、いきなり『売りましょう』と言うのではなく、

まず不動産を整理するところから一緒に考えることが大切だと思っています。」

「空き家問題は、不動産の問題であると同時に、相続、家族、地域、そして故郷の問題でもあります。」


「空き家は家族の思い出の城、大切な財産です」


  エールコーポレーションの理念

  「この街に根ざし、思いに尽くす。」


最後に「皆さんの実家が空き家になったら、どうしますか?」

 1.親が住まなくなったら?

 2.自分は故郷(実家)に戻らないとしたら?

 3.兄弟が3人いたら誰が管理する?

 4.家財道具はどうする?

 5.売る?貸す?残す?解体する?

 6.その判断をいつする?


この質問に対し、みなさん真剣に考えてそれぞれの気持ちを答えられていました。

まだまだ若い方たちですが、これからの身に起こりうる問題として良い勉強になったのではないかと思います。

私たちも、これからを担う若い方から貴重な意見を聞け、大変有意義な時間となりました。



 「空き家問題は高齢者だけの問題ではなく、今の若者自身にも将来関係する問題」です。




地域の不動産市場の動向を常にチェックし、適切なタイミングで売却や活用を検討することも重要です。

私たちエールコーポレーションは、地域に根ざした情報と経験を活かし、お客様の資産を守るお手伝いをしています。


空き家の管理は決して簡単なことではありませんが、正しい知識と計画があれば、必ず成功に導けます。

ぜひ、この記事を参考にして、安心して資産を守っていただければ幸いです。


空き家の管理や活用についてお悩みの際は、いつでもお気軽にご相談ください。

地域に密着した専門家として、皆さまの大切な資産を守るパートナーであり続けたいと思っています。

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